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苦手な人は避けるべきか。

こんにちは。
株式会社ISDエデュケイションズ 服部真人です。

「苦手は人は避けるべきか!?」

関わらないほうが良い人もいるかもしれませんが、
ご近所やクラスメート、職場などであればそう簡単に避けるということはできません。

その問いに関してインドの書物『撰集百縁経』(せんしゅうひゃくえんきょう)の一節には
このような物語が描かれています。

悟りを求める王と、その真剣さを試すために鬼に化身した帝釈天(たいしゃくてん)という神の物語

王は尊い教えを説いてくれる者に報酬を約束しました。
これを聞いた帝釈天は鬼の姿で王宮に現れ、飢えを訴え、人間の血肉を求めました。

王妃と王子は身を犠牲にしましたが、鬼は満足せず、次は王自身を食べたいと要求しました。
王は自分の命を捧げる覚悟を見せつつ、先に教えを聞かせてからと答えました。

それを聞いた鬼は元の神の姿に戻り、王妃と王子も無事に復活しました。

この話は、仏教において神々が人々を導くために様々な姿に化身するという教えを象徴するエピソードです。

それを現代で当てはめると、人生はまるでドラマのように、
時々予期せぬキャラクターを登場させます。

彼らは私たちの平穏を乱し、心を揺さぶる存在です。
それは、個性が強すぎる友人、意見が合わない家族、
はたまた避けたい近所の人かもしれません。

しかし、このような「苦手な人」との関わり合いを、
自分を成長させる絶好の機会ととらえ直したらどうでしょうか。

まるで帝釈天の教えにある「鬼」のように、
彼らは私たちが内面的に成熟するために現れると想像してみてください。

苦手な人を無理に好きになる必要はありません。
大事なのは、苦手な人との関わりを通じて我慢強さや柔軟な対応を学ぶことかもしれません。

彼らは一時的な教師であり、そのレッスンが終われば自然と舞台から去っていきます。

誰かを避けるために行動を変えているのは勿体ない行動です。
苦手な人との出会いも新たな体験と見ることができれば、素晴らしいことだと思います。

人との出会いは奇跡的なものであり、時には私たちが想像もしなかった成長の道を開いてくれます。
だからこそ、直面するすべての人々を、自分を磨くチャンスとして受け入れましょう。

苦手な人との関わり合いを人生の豊かにするスパイスだと考えれば、
そういう人たちも、自己成長の一部であると受け止められるのです。

今度、苦手な人に会ったら、これは新しい学びの機会だと思い、
感謝の気持ちを持ってその場に臨んでみてください。

苦手な人々との出会いを通じて、自分自身をより深く理解し、
成長するための機会を与えてくれるのです。

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