コラム

  1. HOME
  2. コラム
  3. 情報格差

情報格差

こんにちは。
株式会社ISDエデュケイションズ 服部真人です。

【情報格差】

情報の格差がなくなり、とても困る人が出てくるようになります。
今までは、情報というものに格差がありました。

ーーー
・なんでこんな事知っているの!?
・この分野詳しいね。
・ここだけの話。
・裏話的なもの。
ーーー

情報にはいろんな見え方があって、
・良いと言われる情報
・ためになる情報
・人の役に立つ情報
・ありがたいお話的な情報

そして、
・その情報の裏を知りたい
・問題を知りたい
・ルーツを知りたい
といった見え方というか側面的なものに興味をくすぐられます。

噂話・都市伝説的なものはまさしくそれに当てはまります。

しかし、
・一部しか知らない情報
・やっと手に入れた情報
・人脈が合ってこそ聞けた話

これ、全てネットに上がってます!!
情報の優位性が消えかかっています。

最近、知り合いに体験した話を聞きました。
マスコミの業界で大きな問題に発展した話。

知り合いがそれに関わっていて(リアルなので詳しくかけませんが)
広告に使用したタレントが大きなゴシップを犯したので
賠償請求問題まで発展し、
その広告の責任者が私の知り合いだったという話。
その渦中に巻き込まれて落ち込んでいるという相談でした。

何となくネットで検索したら
読んだんじゃない!!と思うくらいの詳細の書き込みがありました。
情報の優位性はネットによって破壊されました。

いい話も
悪い話も
噂話も
芸能ニュースも
都市伝説も
政治・経済の話も
知っているだけでは駄目なのです。

これからは、情報の取捨選択能力です。
1)事実(ファクト)を知る力
2)理解する力(読解力)

の2つのスキル+必要性を取捨選択することです。

1)事実を知る力
これは、本や新聞、ニュースをしっかり読むしかありません。

最近、我が家の中2の息子が
息子「お父さんこの情報知っている、メディアでは小さくしか取り上げてないけど・・・」
私「その小さく取り上げたメディアはどこ?」
息子「知らない・・・youtubeでこんなこと言っていた」
私「まず、ニュースや新聞とyoutube情報のバランスが悪いな!出てきた情報を鵜呑みにしすぎじゃない?」
息子「ははははは・・・・そうかも・・・」
という事がありました。

ニュースや新聞の規制のある情報があるからこそ、規制のない情報の意味がわかるのです。
最近、都市伝説情報で埋め尽くされた歴史の話を聞くと不安になってきます。

2) 理解する力
これも1)と同じです。しっかり情報を知るためには、理解が必要です。
わからない情報も調べながら読み込む。
すごく重要なことだと思います。

読解力=理解力なのです。読めばわかるようになる。

縦文字でも横文字でも読む量を増やすことです。

人からの話や動画では、読解力=理解力は鍛えられません。
文字から認識することが必要不可欠なのです。

事実を知る力と理解する力があれば、取捨選択は自ずと出来てきます。
情報に埋もれないように

でも、知り合いの話を聞きながら
体感したものだけが知る感情的なものには学ばされました。

リアルの中にある質の高い情報は
もはや、体感した人の話だけになりそうです。