つながりが産む予想以上の価値

こんにちは。
株式会社ISDエデュケイションズ 服部真人です。

先週末、私の古巣でもある、長年の仲間が所属している。
ISD個性心理学協会と子育てカウンセラー協会のシンポジウムで講演をさせていただきました。

その日の会場の空気感について、改めて実感したことがあります。

人と人とが実際に出会う場には、計り知れない可能性が潜んでいるということです。

一人ひとりが持つ想いや経験が交わり、その場でしか生まれない化学反応を起こす
これこそが、リアルな場の真髄なのです。

ここで強調したいのは、オンラインコミュニケーションを否定しているわけではないということ。

むしろ、両者の特性を活かした組み合わせこそが、現代のコミュニティづくりには不可欠です。

「あの場にいるだけで元気になれた」
そう、まさにその通りなんです。

会場に一歩足を踏み入れた瞬間から、なんとも言えない心地よいエネルギーに包まれました。
参加者の方々の目が輝いていて、笑顔があふれていて・・・。

40分という短い講演時間でしたが、その場の空気感は今でも鮮明に覚えています。
実はこれ、「リアルな場」だからこそ生まれる魔法みたいなものです。

「オンラインじゃダメ？」
ここ数年、私たちはZoomやTeamsでの打ち合わせにすっかり慣れました。
確かに便利です。移動時間もかからないし、全国どこからでも参加できる。
でも、なぜかオンラインだけのコミュニティって、だんだん縁が薄くなっていきませんか？
オンラインだけのコミュニティは、なぜか雲散霧消してしまうものです。

では、なぜリアルな場が特別なのか？です。

ちょっと思い出してみてください。
最近、誰かと実際に会って、「あー、会えて良かった！」って心から思った瞬間を。

リアルな場には、4つの特別な力があるみたいです。

　１.身体で感じる空気感　
画面越しじゃ絶対に伝わらない、あの何とも言えない間（ま）や空気感。
先日のシンポジウムでも、講演中の参加者の方々の小さな反応や表情の変化が、私に多くのことを教えてくれました。

　２.その場でしか生まれない共感
「わかる！」って思った時の、お互いの目が合う瞬間。 会場でよく見かけた光景です。誰かの発言に頷く人、メモを取る人、隣の人と小さく目配せする人・・・。

　３．二度とない特別な時間
録画では絶対に伝わらない、その瞬間の空気感。 主催者の方々の笑顔、参加者同士の温かい交流・・・。その後のパーティでのたわいのない会話。これって、その場にいた人だけの共有の記憶です。

　４. 確かな存在感 　
「私もここにいていいんだ」という安心感。 実は、これが一番大切かもしれません。

最近、オンラインが多いので改めて実感しました。
テクノロジーの進歩がアナロゴ良さを再認識させてくれます。

次回は、来年のリズム講演会でしょうか。
「つながりが産む予想以上の価値！！」

皆様にリアルでお会いできることを楽しみにしています。