
会って話すことの大切さ
ISDエデュケイションズの服部真人です。
今月のコラムは
もうそろそろオンラインより対面にこだわった方がいい
SNSやチャット、リモート会議など、私たちは今、いつでもどこでも人とつながれる時代に生きています。
でも――こんな気持ちになったこと、ありませんか?
•たくさんの人とつながってるはずなのに、なんだか寂しい
•メッセージや通知が多すぎて、疲れてしまう
•会って話すだけで、ホッと安心する
これ、「社会的過負荷」と呼ばれる状態かもしれません。
オンラインのつながりは「浅く広く」なりがち
研究によると、SNSを使えば使うほど「オンラインの友達」は増えますが、「リアルな親密さ」はあまり増えないと言われています。むしろ浅いつながりが増えることで、人間関係に疲れてしまう人も少なくありません。
人が維持できる関係数は、実は“150人”が限界?
「ダンバー数」という考え方をご存じですか?
これは、イギリスのロビン・ダンバー博士が提唱したもので、「人間が安定して関係を保てる人数はだいたい150人まで」というものです。
それ以上になると、脳が処理できなくなり、関係が薄くなってしまうそうです。
SNSでは何百人、何千人とつながれるようになったが、本当に心が通っている相手は、どれくらいいるでしょうか?
福岡に集まってのリアル会議
はたまた、オンライン会議での限界も最近感じています。
情報交換や確認事項は何の問題もありません。営業ならば一番最初のプレゼンなどもアリかと思います。
オンラインで会議をしている時にどうしもて課題に対して答えが出ない時、「次回までに宿題ということで」というカタチで終わってしまうことが多くすぐに解決しないのです。
それらの課題が溜まってきたので1日かけて福岡で1日かけて社内の企画会議を行いました。
あった方が早い!!というのが結論です。
解決するという方向性に一つの空間が動き出す!!
これは、オンラインでは無理なのでしょうね。
再確認しました。
デジタル時代こそ、「会うこと」が効いてくる
直接会って話すことで生まれる空気感や表情、声の温度。
それらは、オンラインでは感じられない特別なものです。
私たちは今こそ、「対面で話す」「一緒に過ごす」という時間の価値を見直すべきときなのかもしれません。
デジタルでつながることが簡単になった今だからこそ、人と“深く”つながることが、心を支える大きな力になります。
もう一度、会って話すことの大切さを思い出してみませんか?