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人を活かす!パーソナリティ分析

ISDエデュケイションズの服部真人です。
今月のコラムは

人を活かす!パーソナリティ分析で広がるビジネスと教育の可能性

早速ですが、
「人の強みをどう引き出せばいいの?」「相手に合った接し方って?」
こんな悩みは、ビジネスでも教育の現場でも共通ですよね。

今回は、最近注目されているパーソナリティ分析について、わかりやすくお伝えします。

パーソナリティ分析って何が変わったの?

昔:型にはめる分析 → 今:個性を活かす分析

昔は「あなたはAタイプです」と決めつけるような分析でした。
今は違います。

•一人ひとりの行動パターンを多面的に理解
•場面によって変わる対応力も評価
•長年の経験や知恵も大切な情報として活用

ビジネスと教育の現場で使える3つのポイント

1. 人の強みを見つけて活かす
•本人が輝ける仕事や役割、学習方法がわかる
•年齢や経験を強みに変えられる
•「この人にはこれが合う」と具体的な方向性が見える

2. 人間関係をスムーズに
•世代や価値観が違う人との関わり方がわかる
•チームやクラスでの役割分担が明確になる
•対立が減り、協力的な雰囲気が生まれる

3. 成長をサポート
•次のステップに必要な能力開発が見える
•ストレスの原因と対処法がわかる
•自分らしい成長の道筋が描ける

実際に変わった現場の例
<ビジネスの例>
•50代女性管理職が若手とのコミュニケーション方法を変え、チーム生産性が20%向上
•営業部門で個人の特性に合わせた担当変更をしたら、成約率が上昇
•退職を考えていた40代女性社員の強みを再発見し、新プロジェクトリーダーとして活躍

<教育現場の例>
•グループ活動の編成方法を見直し、子どもたちの主体性が向上
•教員の指導スタイルと生徒の学習スタイルのマッチングで学習効果アップ
•「問題児」と思われていた生徒の隠れた才能を発見し、大きく成長

【使う時の注意点】
•結果を絶対視せず、参考情報として活用する
•「こうあるべき」という固定観念を押し付けない
•プライバシーへの配慮を忘れない
•人の可能性を狭めるのではなく、広げるために使う

パーソナリティ分析の本当の価値

パーソナリティ分析は、単なる「人を分類するツール」ではありません。ビジネスでも教育でも、「人の持つ可能性を広げるための道具」です。40代以上が持つ豊かな経験と知恵、教育者の持つ人を育てる視点は、数値やデータでは表せない大切な強みです。パーソナリティ分析と皆さんの経験を組み合わせることで、職場や教室はもっと活気にあふれ、一人ひとりが輝ける場所になるでしょう。

「人を理解する」という永遠のテーマです。
パーソナリティ分析=個性分析です。

これらが簡単にわかるISD個性心理学はもっと活用すべきですね。